昨日は「長時間労働」についてお伝えしましたが、今日と明日で、労働時間の「質」を高めることをテーマに、1カ月間の内容をまとめていきます。

今日は、労働時間の「質」を高めるための心構えとして、私が必要と考える「労働者」「事業主・管理職」それぞれの『心構え』をお伝えしたいと思います。

 

 

~労働者の心構え~「労働時間以外の時間」が充実しているか

 自らの仕事を見直すことで、仕事の効率を上げ、労働時間の「質」を高めることができればそれに越したことはないのですが、自らだけでなく職場環境などさまざまな要因によることが多いので、それは難しいことが多いと思います。

  発想を転換し、「労働時間以外の時間」が充実しているかを意識するのも1つの方法です。

 

 まずは勤務間インターバル制度」でも触れましたが、1日1日の休息がしっかり取れているかを振り返りましょう

 1週間・1か月などの期間の中で、期間の最初から残業等により労働時間が過剰になれば、日にちが立つにつれ集中力が散漫になったり、仕事の効率が上がらないことにもつながります。

 そして常に仕事をしないと不安になってしまう「ワークホリック(仕事中毒)」の状態につながり、それが「長時間労働」へと結びついてしまいます。

 「明日に備えて、今日の仕事に見切りをつけること」も重要です。

 

 さらに「ワークライフバランスの推進」などにより『ライフ』が充実しているかも振り返りましょう

 働くこと(ワーク)の主たる理由は、賃金を得て、自らの生活(ライフ)を充実させることです。「ワーク」と「ライフ」のバランスが取れていなければ、本末転倒になってしまいます。

 そして、そのバランスのとり方は、一人ひとりが違って良いと思います。

 「休みの日は完全に仕事のことは忘れる」「休みの日に自己啓発をし、良い仕事につなげる」など何でも良いと思います。

 一人ひとりが自分に合った、ワークとライフの「バランス」を見つけることが大事です。

 

 

 

~事業主・管理職などの心構え~主観だけで、労働時間の「質」を判断しない

 良い仕事をする上で「会議を行う」「従業員を指導する」などは必要不可欠なことです。

 しかし大切なことは、事業主・管理職などが、このような「会議」「指導」を主観的に捉えるのではなく、客観的に捉えているかということです。

 

 「意見を建設的に討議する会議」ではなく、「決議を行うための形成的な会議」「発言権が強い者だけが意見を述べる会議」などはないでしょうか。

 もちろん、そのような会議が時には必要な場面もあると思いますが、少なくともその会議の時間は、質が高い労働時間とは言えません。

 「少しでも削れる会議はないか」事業主・管理職の客観的な判断が必要になると思います。

 

 また「従業員に指導をする」ことにも同様なことが言えます。

 以前ハラスメントを特集したブログでお伝えしましたが、指導は「簡潔」に行った方が良いと思います。

 事業主・管理職の主観では長い時間の指導が必要だと判断しても、指導される側が指導を受けたことを引きずって仕事の効率が上がらないのであれば、誰一人として質が高い労働時間を過ごしたとは言えません。

 「指導に無駄な部分はないか」同じく事業主・管理職の客観的な判断が必要になると思います。

 

 

本日は以上となります。

明日は、1カ月間のまとめを行います。

 

 

今日のポイント

一人ひとりが労働時間の「質」を高める意識を持ち、互いに充実した時間を共有しよう!