「技能検定」の法律上の内容は?

昨日までは「職業能力開発促進法」の概要についてお伝えしましたが、今日からは具体的な内容に入っていきます。

本日は「技能検定」です。第44条に明記されていますので、早速、確認していきましょう!

 

●職業能力開発促進法第44条

(技能検定)

第四十四条 技能検定は、厚生労働大臣が、厚生労働省令で定める職種(以下この条において「検定職種」という。)ごとに、厚生労働省令で定める等級に区分して行う。ただし、検定職種のうち、等級に区分することが適当でない職種として厚生労働省令で定めるものについては、等級に区分しないで行うことができる。

2 前項の技能検定(以下この章において「技能検定」という。)の合格に必要な技能及びこれに関する知識の程度は、検定職種ごとに、厚生労働省令で定める。

3 技能検定は、実技試験及び学科試験によつて行う。

4 実技試験の実施方法は、検定職種ごとに、厚生労働省令で定める。

 

 大まかにお伝えしますと、「技能検定」は「厚生労働省令で定める職種に関する、実技試験及び学科試験によって行うもの」です。

 

「技能検定」は、全部で130種類!

 主には、以下の内容があります。

 建設関係(造園、石材施工、建築大工など)  

 窯業・土石関係(陶磁器製造)  

 金属加工関係(金属溶解、鋳造、金属プレス加工、鉄工など) 

 一般機械器具関係(機械検査、機械保全、産業車両整備など)

 電気・精密機械器具関係(電子回路接続、電子機器組立て、半導体製品製造など)  

 食料品関係(パン製造、水産 練り製品製造、酒造など) 

 衣服・繊維製品関係(染色、ニット製品製造、寝具製作など)

 木材・木製品・紙加工品関係(機械木工、家具製作、畳製作など)  

 プラスチック製品関係(プラスチック成形など) 

10 貴金属・装身具関係(時計修理など) 

11 印刷製本関係(印刷、製本など)

12 その他(ウェブデザイン、ファイナンシャル・プランニング、調理、ビル設備管理、ハウスクリーニングなど)

 

 詳しく、厚生労働省ホームページ「技能検定職種一覧」をご確認ください。

 

「技能検定」のポイント

ポイント1 実施者は「都道府県職業能力開発協会」または「民間の試験機関」

「ウェブデザイン」「ファイナンシャル・プランニング」などの19職種の試験が「民間の試験機関」となります。

 

ポイント2 基本的には、試験難易度による等級がある

1級、2級、3級に分かれますが、職種によっては難易度を分けないで行う単一等級もあります。

さらに、職種によっては管理・監督者向けの特級があります。

 

ポイント3 「技能士」と名乗ることができる!

名称独占です。技能検定の合格者以外は「技能士」と名乗ることができません

また、技能検定の合格者に対しては、厚生労働大臣から技能士章が交付されます。

 

それぞれの目標に向かって!「技能検定」を受講してみよう!

主たる内容は、以上となります。

詳しくは「厚生労働省ホームページ」に掲載がありますので、ぜひご覧ください!

 

職業経験を積み重ねるほど、技能も向上していきます。

その目標として「技能検定」を合格することで、「自ら」にとっても大きな自信となります!

 

また事業主にとっても、「技能検定」受講を奨励することは、新たな仕事へのモチベーションになり、「会社」の業績にもつながります!

 

そして、自らのキャリアをいかし、違う分野の「技能検定」を受講することで、幅広い経験・知識が、「社会」の発展にもつながります!

 

 

明日は「キャリアコンサルタント」についてご紹介します!

 

 

今日のポイント

「技能検定」の受講を通じ、自らが描くキャリアパス(キャリアの道)を歩んでいこう!