一昨日昨日と「児童手当」についてお伝えしましたが、今日が最後です。

 今日は児童手当の「支給額」についてです。

「児童手当」支給に関する基本事項

 まずは支給に関しての以下の3つの基本事項を抑えましょう!

①単位   月を単位として支払われます

②期間   「認定請求をした日の属する月の翌月」から「支給すべき事由が消滅した日の属する月」までです。

③支払期月    2月、6月、10月の3期に、それぞれの前月分までが支払われます。

 

 一昨日のブログでもお伝えしましたが、児童手当を受給するには「市町村長の認定(市町村への申請)」が必要です。

 児童手当は毎月支払われますが、上記所定の月にまとめて支払われます。

 例えば、11月に請求をすれば、12月分からの支給となり、「12月・1月分は2月に支払われ」「2~5月分は6月に支払われ」「6~9月分は10月分に支払われ」・・・という形で、以降4カ月ごとに支払われます。

 それでは、次に具体的な支給額を確認していきましょう!

 

「児童手当の支給額」(原則)

 まずは、以下の年齢に応じた原則額をご確認ください。

3歳未満の場合⇒15,000円   

3歳以上~小学校修了前⇒10,000円(第3子以降15,000円)   

中学生⇒10,000円

 

 上記原則を踏まえ、留意点①~③をご確認ください。

留意点① 児童手当の支給要件に該当する者が「未成年後見人であり、かつ、法人である場合」は、3歳未満 15,000円』『3歳~中学生 10,000円(第3子以降も含めて)

留意点② 所得制限の対象者は、中学生までのすべて「5,000円」(法律上は支給対象外、現在は特例措置による)

留意点③ 第3子以降の「子」のカウントは18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある子の人数をカウントする。

 特に「留意点3」が分かりにくいと思いますので、次の具体例を挙げて説明します

 

具体例で「児童手当」の支給額を確認しよう!

 それでは、具体例を挙げて確認していきます。

 原則的な内容(留意点①②の特例に該当しない)に該当する家族の「1か月あたりの合計支給額」を算出します。

 

パターン① 「中学生」「小学生」「3歳未満」の場合 

⇒(第1子・中学生)10,000円+(第2子・小学生)10,000円+(第3子・3歳未満)15,000円=35,000円

 まず基本形です。それぞれの年齢に応じた金額がそのまま当てはまる場合です。

 

パターン② 「中学生」「小学生2人」の場合

⇒(第1子・中学生) 10,000円+ (第2子・小学生) 10,000円+ (第3子・小学生)15,000円=35,000円

 「第3子」が「3歳以上~小学校修了前」ですので、10,000円ではなく「15,000円」となります。

 

パターン③ 「中学校卒業(17歳)」「中学生」「小学生」の場合

⇒(第1子・17歳) 0円+ (第2子・中学生) 10,000円+ (第3子・小学生)15,000円=25,000円

 「第1子」は中学校を卒業してますので、支給されません。ただし上記「留意点③」の子の人数にカウントされますので、小学生は第3子となり「15,000円」です。   

 

パターン④ 「中学校卒業(19歳)」「中学生」「小学生」の場合

⇒(カウントしない・19歳) 0円+ (第1子・中学生) 10,000円+ (第2子・小学生)10,000円=20,000円 

 「第1子」は上記「留意点③」から、子の人数にカウントされません。第3子の小学生は、児童手当法の上で「第2子」となり、15,000円ではなく「10,000円」となります。 

 

 いかがでしたか?簡単そうに見えますが、子どもが複数(特に3人以上)いらっしゃる方の算出する方法は、実はけっこう複雑です。

 子どもたちの成長とともに、支給される合計額も変わってきますので、その理由を知っておくようにしましょう!

 「出産・育児の給付」は本日で終了です。明日からは「出産・育児の労働時間」です。

 

 

今日のポイント児童手当の申請は忘れないよう、お早めに!