何を言ったら傷つけてしまうのか?相手から言われて初めて気づくことも多い!

 パワハラをしてしまう多くの方は、最初から「パワハラをしよう」と意思があるわけではないと思います。

 「私は、あなたの言われたその言葉に傷つきました」と相手に言われてしまったら、とてもダメージを受けると思います。

 

  ただし、程度にもよりますが、必ずしも悪いことではないと思います。

 なぜなら、何を言ったら相手を傷つけてしまうのかは、相手から言われて初めて気づくことも多いからです。

 むしろ、傷つけられた相手も「この人だったら伝わる」と思うから言えるわけです。

 

  傷つけた側も、自ら肯定的に解釈することはできないですし、現に相手を傷つけてしまったのですからもちろん反省が先に立つべきですが、もし「●●さんから『私は傷つけられた』と言われてしまった・・」と落ち込んでいる人から相談されたら、肯定的なアドバイスを送ってあげましょう!

 何か仕返しをされたり、怖くて言えないような相手には、そのようなことは言いません。

 

 避けなければいけない職場環境は「パワハラがあっても、パワハラを受けたと言えないこと」です。

 職場内の人間関係の中で解決できればそれに越したことはありませんが、解決が難しい場合に備えて「相談窓口」の設置も必要になっていきます。

 

嫌なことは「嫌!」と言える職場環境を目指そう!

 でも、実際、相手に「傷つきました」とは直接言いにくいものです。

 では、どうやったら「嫌!」と言える職場環境ができるのでしょうか?

 

 現実的な方法として、直接相手にではなく、第三者へ伝える仕組みをつくるということです。

 

 地位が離れていればいるほど、また、年齢が離れていればいるほど、相手に「嫌!」とは言えないものです。

 特に、普段から厳しい指導をしている上司に対してはなおさら言いにくいです。もし、そのような環境を上司であるみなさんが察しているのであれば、自ら仕組みをつくっていけば良いのです。

 

第三者へ伝える仕組みをつくってみよう!

 例えば「メンター制度」です。日本メンター協会によれば、メンターとは「人間的に信頼・尊敬でき、公私ともに安心して相談できる人」で、メンターには2つの類型があり、「“話しやすい”メンター」と「“学びのある”メンター」があるそうです。

 この“話しやすい”メンター」として誰かを任命すれば言いわけです。

 協会によれば“話しやすい”メンター」は、同年代、学歴・職歴の共通性、同性など、比較的価値観が似ていると思われるメンターです。比較的、コミュニケーションが取りやすく、メンタリングを通じて、職場や仕事への適応を目的とする場合は、相応しいと考えられます。

 

 つまり、信頼できる相応しいと思われる人材を「メンター」として任命すれば良いと思います。

 「メンター」には利害関係がないのですから、相手は話しやすいのです。

 もちろん話したことを、上手く上司などへ伝えてくれることを前提にしているから話せるわけです。そして、この「メンター」を設置することこそが、「パワハラ防止」、さらには「嫌!」といえる職場環境をつくる意思表示にもなるわけです。

 

 今回は「メンター制度」を紹介しましたが、方法は何でもかまいません。嫌なことは「嫌!」と言える職場環境をぜひ目指してください!

 

 

今日のポイント

 相手から言われて初めて気づくことも多い。言われたことを「次へ生かすこと」が大事!